「昼にはもうおでこがテカテカ」「あぶらとり紙が手放せない」――皮脂のテカリに悩む男性は非常に多いです。
男性の肌は女性の約3倍の皮脂を分泌するため、テカリの悩みは男性の宿命とも言えます。しかし正しい対策をすれば皮脂量をコントロールすることは十分に可能です。
この記事では、脂性肌の原因・スキンケアでの対策・おすすめアイテム5選・日中のテカリ対策まで詳しく解説します。
脂性肌の原因
男性ホルモンの影響
男性ホルモン(テストステロン)には皮脂腺を活性化させる作用があります。これは体質的なものであり完全にゼロにはできませんが、スキンケアでコントロールすることは可能です。
実は乾燥が原因かも(インナードライ)
テカっているのに肌内部は乾燥している「インナードライ」は、乾燥を補うために皮脂が過剰分泌される悪循環です。保湿をサボっている方に多いパターンで、保湿をしっかり行うだけでテカリが改善することもあります。乾燥肌の対策は以下の記事で詳しくまとめています。

食生活の影響
糖質と脂質の摂りすぎは皮脂分泌を増加させます。ファストフードやスナック菓子を頻繁に食べている方は、食生活の見直しも必要です。


スキンケアでの脂性肌対策
洗顔は1日2回まで
テカるからといって1日何回も洗うのは逆効果です。洗いすぎると肌が「皮脂が足りない」と判断してさらに分泌を増やしてしまいます。朝晩2回の洗顔で十分です。
保湿を怠らない
脂性肌でも保湿は必須です。さっぱりタイプの化粧水+軽めのジェル乳液で保湿しましょう。これだけでテカリが改善する方も多いです。
ビタミンC誘導体で皮脂コントロール
ビタミンC誘導体には皮脂分泌を抑制する効果があります。化粧水や美容液に配合されているものを選ぶと、テカリ対策と美肌ケアが同時にできます。
ノンコメドジェニックアイテムを選ぶ
毛穴を詰まらせない処方のアイテムを使うことで、ニキビの予防にもつながります。パッケージに「ノンコメドジェニックテスト済み」と書いてあるものを選びましょう。毛穴トラブルの詳しい対策は以下の記事もチェックしてみてください。



おすすめ脂性肌向けアイテム5選
オルビス クリアフル ローション
オイルカット処方で脂性肌に最適な化粧水です。さっぱりした使い心地なのにしっかり保湿してくれます。
メンズビオレ 浸透化粧水 薬用アクネケアタイプ
サリチル酸配合でニキビケアしながら保湿できます。テカリが気になる脂性肌にぴったりの一本です。


NULL フェイスローション
ビタミンC誘導体配合で皮脂を抑制します。メンズ専用設計でさっぱりした使用感が特徴です。
ZIGEN オールインワンフェイスジェル
オイルフリーのジェルタイプでベタつかないのにしっかり保湿する優れものです。ZIGEN公式サイトで詳細をチェックできます。
イニスフリー ノーセバムミネラルパウダー
韓国発の皮脂コントロールパウダーです。スキンケアの最後に軽く叩くだけでテカリを抑えられます。男性でもバレにくいクリアタイプです。
日中のテカリ対策
あぶらとり紙よりティッシュ
あぶらとり紙は皮脂を取りすぎて逆効果になることがあります。ティッシュで軽く押さえるくらいがちょうどいいバランスです。
皮脂コントロール下地
BBクリームやメイクをする方は、皮脂コントロール効果のある下地を使うとテカリが長時間抑えられます。
こまめな洗顔は避ける
日中にテカリが気になっても、洗顔し直すのは避けましょう。ティッシュオフで十分です。
脂性肌のケアについて日本皮膚科学会のガイドラインも参考になります。@cosmeで脂性肌向けアイテムの口コミもチェックしてみましょう。
脂性肌対策の基本は「落としすぎない+保湿する」です。皮脂を取り除くことより、水分と油分のバランスを整えることを意識しましょう。
脂性肌に関するQ&A
Q. 脂性肌でも乳液は必要?
必要です。ただし油分が少ないジェルタイプや軽いテクスチャーのものを選びましょう。乳液を省くと肌が乾燥を感じて皮脂が増えるリスクがあります。自分の肌質がわからない方は以下の記事で診断してみてください。



Q. 食事で気をつけることは?
糖質と脂質の摂りすぎを控え、ビタミンB群(豚肉、納豆、卵)を意識的に摂りましょう。ビタミンB群には皮脂の過剰分泌を抑える効果があります。
Q. テカリ防止の化粧下地は男性が使っても大丈夫?
まったく問題ありません。透明タイプの皮脂コントロール下地なら塗っていることもわかりません。
テカリが急に悪化した場合は、食生活やストレス、睡眠不足など生活習慣の乱れが原因の可能性があります。スキンケアだけでなく生活全体を見直してみましょう。
脂性肌とインナードライの見分け方
ひとくちにテカりといっても、皮脂が多いだけの脂性肌と、内側の乾燥を補おうとして皮脂が出てしまうインナードライでは、向き合い方が変わってきます。洗顔後につっぱり感があるのにしばらくするとテカる、という人はインナードライの傾向があるとされます。この場合、皮脂を落とすことより、うるおいを補ってバランスを整えることが軸になります。
- 洗顔後もつっぱらず、すぐテカる → 皮脂が多いタイプ
- 洗顔後につっぱり、時間差でテカる → インナードライの傾向
- Tゾーンだけテカり、頬は乾く → 混合肌の傾向
男性の肌は皮脂が多い一方で水分量は少なめとされ、もともとインナードライに傾きやすい土台を持っています(参考:メンズスキンケアの基礎解説)。「テカるから保湿しない」という判断が、実は皮脂の出すぎを招く遠回りになっていることは珍しくありません。


皮脂と上手につきあう洗顔術
脂性肌の洗顔で大事なのは、回数を増やすことではなく質を上げることです。ぬるま湯で予洗いし、洗顔料をしっかり泡立てて、その泡で転がすように洗うのが基本です。手のひらで直接ゴシゴシこすると、摩擦で肌を傷めて皮脂バランスを乱す一因になるため避けましょう。熱すぎるお湯も必要なうるおいを奪うので、32〜34度くらいのぬるま湯が目安です。
あぶらとり紙は使いすぎない
日中のテカりが気になっても、あぶらとり紙で何度も皮脂を吸い取ると、肌が乾きを感じてさらに皮脂を出そうとすることがあります。ティッシュで軽く押さえる程度にとどめ、取りすぎないのがコツです。
食事と睡眠で内側から整える
皮脂の分泌には食生活も関わるとされます。糖質や脂質にかたよった食事が続くと皮脂が出やすくなる傾向があるため、揚げ物やスナック、甘い飲み物はほどほどにしたいところです。反対に、皮脂の代謝に関わるとされるビタミンB群(豚肉・納豆・卵・レバーなど)を意識してとると、内側からのバランスづくりを後押しできます。睡眠不足やストレスもホルモンバランスを通じて皮脂に影響するとされるため、生活リズムを整えることも立派なテカり対策です。栄養バランスの考え方は消費者庁や公的機関の情報も参考になります。
脂性肌に関する追加Q&A
Q. さっぱりタイプの化粧水だけで乳液はいらない?
化粧水だけだと水分が蒸発しやすく、肌が乾きを感じて皮脂を出そうとすることがあります。油分が軽いジェル乳液でよいので、フタの役割をするアイテムを一つ取り入れると、かえってテカりにくい肌に近づけます。
Q. 皮脂が多いとニキビもできやすい?
皮脂は毛穴のつまりと関わるため、テカりやすい肌はニキビの悩みと重なりやすい傾向があります。毛穴をふさぎにくい「ノンコメドジェニックテスト済み」の表記があるアイテムを選ぶと、負担を抑えながらケアしやすくなります。
Q. 皮脂を抑える下地は男性が使ってもいい?
透明タイプの皮脂を抑える下地なら、塗っていることが目立たず自然に使えます。日中のテカりが気になるシーンでは、こうしたアイテムを取り入れるのも一つの手です。
Q. 皮脂が多いとニオイも気になるけど関係ある?
皮脂は時間が経つと酸化し、特有のニオイの一因になるといわれます。こまめに汗をふき、朝晩の洗顔で余分な皮脂をリセットすること、清潔なタオルや枕カバーを使うことが、テカり対策とニオイ対策の両方につながります。落としすぎは逆効果になりやすいので、あくまで適度に、が基本です。
Q. 運動して汗をかくのは脂性肌に良い?悪い?
適度な運動は生活リズムを整えることにつながり、間接的に肌のコンディションを支えるとされます。汗をかいたあとは、そのまま放置せず早めに洗い流すかふき取り、うるおいを補いましょう。汗を放置すると刺激になることがあるため、運動後のケアまでをワンセットで考えると安心です。
Q. Tゾーンだけテカる場合はどうケアする?
顔全体を同じようにケアするより、部位で強弱をつけるのがコツです。テカりやすいTゾーンは乳液を薄めに、乾きやすい頬は多めに、と量を調整します。全体はさっぱりタイプでそろえつつ、乾く部分だけ重ねづけする使い分けで、テカりと乾きのどちらにも対応しやすくなります。
まとめ:脂性肌こそ保湿が大切
脂性肌の対策は「皮脂を落とすこと」ではなく「保湿して皮脂バランスを整えること」です。洗いすぎず、さっぱり系のアイテムでしっかり保湿するのが正解です。
生活習慣の見直しも組み合わせて、テカリ知らずの肌を目指しましょう。

